安くて速い車検は本当に安全なのか

車検を扱うお店では、速さと安さを売りにするところが多く、1日でできるところもあればわずか数十分で終わるところもあるなど、かなり短い時間で終わらせることができます。このため、代車を借りてそれで家に帰り、改めて車を取りに来るということが必要なくなり、その分の費用を削ることができるようになっています。ただ、本当に安全なのか、疑ってかかる人が多いのも事実です。本当に検査を行っているのか、安くはやってくれるけど、たくさん点検した結果、直すべきところがたくさん見つかって費用を払わされるのではないかなど、疑心暗鬼に感じる部分が多い人もいます。今までのものと安くて速いものではどの部分が違っているのか、その仕組みの違いを知ると安さの秘密を知ることができます。

整備士の分業制によって時間短縮を図るケース

安さの秘密として人件費を切り詰めることで費用を下げることができるというケースも増えています。調べるべき項目は同じでありながらも、それにかける時間を圧縮することで人件費を下げ、トータルの車検費用を抑えることができるようになっています。作業の分担制により、特定の整備士が同じ項目のところで検査を行うことで素早く済ませることができるようになっています。分担制にする前は1人ないし2人が一連の作業を行っており、次の検査に移行する際のタイムロスなどもあり、積み重ねていくとかなりの時間になります。この時間を削ることで効率よく車検をすることができるようになります。また、同じ作業を行うため、整備士も技術が身に付きやすく、それがまた作業効率の向上につながっていきます。

関係ない作業を削減して時間を短くしたケース

これまでの車検の中では、ある種のサービスとして検査とは別に行われていたものがありました。洗車がその1つであり、ワックスをかけるなどしてきれいにする工程が入っているせいでその分時間が長くなり、人件費も上がり、短時間で終わらせることができるようになっています。洗車などは自分たちの手ですることができ、しかも安く仕上げることができます。しかし、検査はそういきません。安全かどうか確かめてもらうというのは専門の人にしかできないからです。また、検査の順番を見直すことで作業時間を短くすることも可能です。検査の順番は特に決まっておらず、どの順番から始めても問題ありません。多くのところではこうした試行錯誤、作業工程の見直しによって、安くて速いサービスを実現させています。